仙北平野用水管理センター

当地区では、水管理制御システムの導入により水配分の公平化・管理の省力化を図ると共に、洪水時における災害を防止するため迅速な対応を行っています。

仙北平野用水管理システムの概要

■システムの特徴

1. 大型液晶ディスプレイを採用

24時間稼働に対応した高信頼性/高視認性の大型液晶ディスプレイを採用し、全体の監視状況を表示。

2. データ処理装置の二重化によるシステムの信頼性向上

運用時のシステムダウンが許されない、用水管理センターのデータ処理装置を二重化し、信頼性を向上。

3. 施設毎の詳細監視が容易

表示端末装置を頭首工用、無線局用、有線局用に設置し、施設毎に詳細監視が容易な構成とし、緊急時にも迅速な対応が可能。

4. ガイダンス機能による操作性の向上

ガイダンス機能により、監視操作卓の操作フォローが容易に習得可能。

5. 光ケーブル化による耐雷・耐雑音対策強化

子局〜孫局間の自営線に雷害・雑音に強い光ケーブルを採用。

6. 重要設備の伝送路二重化によるバックアップ化

重要設備である玉川頭首工・第1調整槽の伝送路を二重化(無線と有線(NTT回線))し、有線が異常時においても無線による遠方監視制御が可能。

7. 映像監視による状況把握強化

取水装置である玉川頭首工、丸子川頭首工、小滝川取水工にCCTVカメラを設置し、ゲート操作時の状況確認や施設周囲の状況監視などを映像により確認可能。

■システムの主要機能

システムの主要機能