職場紹介

当土地改良区は、事務局に総務課・整備課・管理課を置き、業務を分担しています。

今回は、「総合地区」に関する業務を主とする、整備課に所属の若手職員の一日を紹介します。

「総合地区」とは、農用地保全または末端用排水路の管理を当土地改良区で行っているエリアのことを指します。

そのエリアの各地域で組織された「地区管理組合」と連携し、ほ場整備などの事業実施に伴う地元調整や、保全工事などの維持管理を行っています。

整備課は、農家のニーズを的確に理解し事業効果を最大限発揮するため、土地改良事業に関することだけでなく、営農に関する知識やコミュニケーション能力など、組合員と各関係機関の橋渡し役としての幅広いスキルが求められます。

vol.1 整備課職員のある一日

8:30 始業
今日は午後から担当しているほ場整備事業関連の委員会があります。
資料は昨日までに準備済み。
見落としや忘れていることがないか最終確認します。

10:15
委員会の会場設営も終わり準備万端。
このあいだ受益者から、ほ場整備事業に編入したいと相談があった箇所を図面上で確認します。

わからないところなどは先輩や上司に報告、相談します。

あっという間にお昼になりました。お弁当タイムです(12:00~13:00)

14:00
地域環境検討委員会が始まりました。事務局として参加します。
来年度区画整理区域の地下水保全対策や生態系保全エリアの設計について話し合われました。この春に実施した生態系調査の結果報告もありました。

16:07
無事委員会も終了し、ふと外を見たところ、大気が不安定で暗くなってきており、大雨を想定し現場へ向かいました。
区画整理の面工事を行っている区域は仮設水路であり、溢水被害を防止するため水量調整を行いました。

この地区は用水のほかに湧水も水源となっており、降雨時は迅速な対応が必要です。

面工事区域の水量を確認しつつ、進捗状況を見て回ります。
事務所に戻り状況を上司に報告しました。

そうこうしている間に17:15 終業
明日の段取りをして帰宅します。


先輩職員よりひとこと

土地改良区は、組合費で運営されています。組合員のために働くという「組合員ファースト」の強い気持ちを抱くことで、とてもやりがいを感じられる仕事だと私は思います。